SDGsへの取り組み

持続可能な開発目標(SDGs)とは、すべての人々にとってよりよい、より持続可能な未来を築くための青写真です。貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、私たちが直面するグローバルな諸課題の解決を目指します。SDGsの目標は相互に関連しています。誰一人置き去りにしないために、2030年までに各目標・ターゲットを達成することが重要です。(国連広報センターより引用)

この目標達成にむけては、政府レベルのみならず、自治体、企業、個人などさまざまなレベルの人たちが自らできることを考え、積極的に連携して取り組むことによって実現できます。

プレスクでも「社会課題に本業を通じて取り組むことによって、より良い社会を創ることに貢献したい」との思いから、SDGsを会社の方針として取り組んでいます。

SDGsの17のゴールは、大きく「生物圏(環境)」に関する取り組み、「社会(人権など)」に関する取り組み、 そして「経済」に関する取り組みの3つの分野に分けられます。環境、社会、経済の調和のとれた発展が持続的な成長には欠かせないものである、という「トリプルボトムライン」の考え方が重要です。ストックホルム・レジリエンス・センター所長であるヨハン・ロックストローム氏が、SDGsの17の目標を「ウェディングケーキ」のようなモデルで説明しています。この図は、地球環境の基盤があることで、私たち人類社会、そして経済が成り立っているということを説明しています。

プレスクでは、この3つの分野に対しての取り組みを調和させることにより、社会課題の解決に社員全員が前向きに取り組んでいこうと考えています。

ウェディングケーキの3層については、次のように考えて推進しています。

 

経済

本業であるITサービスは社会の産業と技術革新の基盤を創る大切な責務
その思いをもって業務に向き合います。

本業であるITサービス、ITシステム開発

当社は金融機関、医療機関、IoTなどで使用されるシステム開発、運用を行っています。
金融機関のサービス向上、フィンテックへの対応など技術革新の一翼を担っています。
医療機関向けのシステム開発・提供を通じ、患者さまへの医療・医薬の適切なサービス提供に貢献しています。

【プレスクの取り組み:当社が従事するプロジェクト(例)】
・インターネットバンキング事業、クレジットカード事業等の促進に向けた金融サービスのシステム開発支援
・病院における診療情報と病院食のデータ連携にかかるシステム開発支援
・企業における業務効率化に資するクラウドワークフローシステムの開発支援
・IoTデバイスを活用した健康管理データ取得に関するシステム開発支援

社内ミーティング

 

お客様、パートナー企業との連動

当社は単独でITサービスを直接ユーザーにお届けするのではなく、SESというサービス形態を通じてITベンダー、SIerと協働し、SIerが最終ユーザにお届けするシステムを一緒に開発し、一緒に運用する形態でビジネスを行っています。

最終目標を達成するために、ITベンダーやビジネスパートナーの方々とともにパートナーシップを組んで目標達成を目指していきます。

また、当社代表が理事を務める東京都情報産業協会を通じて、業界他社とも連携して推進していきます。

社会

社員を大切にする社風を社外にも伝播させ、 社会でどこでも行われる会社の基盤にしたい。
その思いが自然に社会課題解決につながっていきます。

 

ダイバーシティの推進

当社は、多様な休暇取得促進制度、育児・介護の際の弾力的な働き方と仕事とプライベートの両立ができるような支援を行っています。その充実ぶりと実践が評価され、東京都ライフワークバランス認定企業に選出されるなど、社外からも評価されています。

ライフワークバランス実績

 

働きやすい職場創りの取り組み

社員一人ひとりを大切な資産であると考え、社員と会社、仕事とのエンゲージメントを高める取り組みを行っています。

月に一回の社員会議、バディ、社員旅行などを通じ、社員が別々の場所で働いていてもお互いに自由に良いコミュニケーションが取れる機会を作っています。

社内コミュニケーション制度

社員旅行

男女の区別・差別のない人事処遇

育児で時短勤務を行う社員であっても、その資質・能力を評価し執行役員を務めることができています。
外国人社員も2020年度から採用する等、能力と働き方に応じた処遇を行う制度と環境を整えています。

育児をしていても変わらない
評価環境

 

 

社員の人材育成・教育機会の提供

社員のスキルアップのため、勉強会の開催、「プレスク図書館」の設置、Eラーニングなどを通じてのスキルアップに努めています。

【プレスクの取り組み】
・プレスク図書館
・SDGsカードゲームワークショップ
・社会科見学
・自発的勉強会
  情報処理試験のための勉強会
  営業についての勉強会

防災
防災館 体験学習

 

健康経営の推進

当社にとって大切な財産である社員がより健康にイキイキと仕事に取組み、プライベートが充実できるよう、会社全体で「健康経営企業」を目指して活動を行っていくこととしました。2019年12月、「健康経営宣言」を行い、今後各種取り組みをさらに充実させていきます。

【プレスクの取り組み】
・健康経営宣言の実施
・全体会議での運動機会創出

健康宣言書

 

環境

社員が参加する社会貢献活動(CSR活動)を通じ、
環境保護の重要性を高く意識していきます。

社員・家族にて海岸清掃活動や植林活動に参加

プレスクでは、社員・家族が参加して環境保護活動を行っています。

東京都建設局の「マイツリー」活動に参加し、「プレスクの木」の植林を行ったり、「海の森」植林活動にも参加しています。江の島周辺の海岸清掃活動にも定期的に参加しています。

その他、「花と緑東京募金」への寄付を行っています。2017・18年には台風・豪雨に伴う被災地に対して災害義援金の寄付を行ったり、2019年には西日本豪雨災害ボランティアの写真展を支援し、気候変動に伴う災害が地域住民に甚大な被害を及ぼすこと、これを支えるボランティアのすばらしさについての情報発信に協力しています。

これを通じて、自然環境を守ることの大切さへの理解浸透を図り、その結果日々の業務や活動の中でも節電や紙の無駄使いの削減などに取り組んでいます。

CSR活動実績

プレスクの木

社長メッセージ

代表取締役 湯浅信

世界中の人々が様々な環境の中で共存できる社会へ発展するために
当社は持続可能な社会を作っていくSDGsの考え方は、これからの企業経営に不可欠なものであり、経営の根幹にすえるべきものと考えています。

国籍、性別、年齢、能力、生活環境、LGBTPQ、
多種多様な個性を認め合い、そして尊重、尊敬し合います。

私たちは本業のIT関連の業務でDXの社会を実現していくこと、
企業として適切な納税をすること、それに加えて環境、社会が持続できるよう、
温かい心をもって手を差し伸べられる組織でありたいと願っています。

オープンマインド、情報共有、共栄共存、小さな成功をみんなで喜び、
当社が関わる全ての人に感謝し「ありがとう」を増やしていきます。
世界の人々が笑顔に溢れ、幸せを共感できる様、社会に貢献し続けてまいりたいと思います。